春爛漫ですね!
学生の方は卒業式シーズン
そして入学式や入社シーズン
働いている方々は部署異動や転勤など
年度末はいろいろ行事が多い時期。
そんな中僕たち美容師も
新卒のスタッフが続々と準備しています。
現在1年生の美容学生は
夏に向けて就職活動ですね。
今回はサロンの現場力の教育について少しお話ししますね。
美容室では様々な技術が必要となります。
今回はシャンプーについて語ります。
どのサロンでも一番最初に習うのではないでしょうか?
もちろんサロンによって、そしてスタッフによって技術のテクニックは様々です。
マニュアルで指導する、動画で指導する、マンツーマンの相モデルで指導する。
時代と共に指導の仕方が変化しつつある。
シャンプーは僕たちが唯一お客様に直接触れる技術。
手の動き、姿勢、指圧力、スピードなどお客様の好みも様々です。
僕が思うに大切な事は、その様々に合わせれるシャンプーが出来る教育です。
テクニックだけではなく、その時を静かに過ごしたいお客様もいる、お喋りしながら楽しく過ごしたいお客様もいる。
そんな様々を察知できる技術や空気を読める対応力が求められているし、僕は求めています。
先日、健康ランドに行った時風呂上がりにマッサージ機を発見!
10分200円!
確かに気持ち良かったです。
今時のマッサージ機は凄いんだなぁ!って思いました。
でもやっぱり人にやってもらうマッサージには及ばない!
リラクゼーションにはやっぱり人にやってもらう方が効果的!だと実感しました。
シャンプーも同じ事。
それは頭皮の硬さ、毛髪の状態、お客様の気持ち、お客様の呼吸、流れる音楽、室内の空調、照明の明るさ、好みの匂いやフレグランス、声掛けのタイミング、お湯加減、シャワーの水圧などすべてがマッチングした時にお客様の満足度は高水準に満たされるはずです。
それをしっかりと教育するにはかなりの時間と情熱が必要なんです。
そして美容師さんにお伝えしたい事。
『お客様はシャンプーの時に本当にリラックスできていますか?』
首の位置、頭を持ち上げる時お客様は首に力を入れてますよ!
それってリラックス出来てないんですよ。
お客様はそれが一番言いづらい所なんです。
『お首の位置は大丈夫ですか?』
ではなく、
『全身の力を抜いて、リラックスしてくださいね^_^』
と笑顔でゆっくりと語りかけてみてください。
フェイスペーパーをしてるから顔は見えないサロンもあるでしょう!
Seed,はそうですよ。
でも笑顔で語りかけます!
だからお客様はその瞬間にある程度のリラックスタイムに入っていきます。
そしてお湯加減や洗い足りない所の声掛けもタイミングが大切です。
呼吸に合わせて強弱をつけましょう。
美容師『お痒い所はございませんか?』
お客様『大丈夫です!』
このパターンがほとんどです。
本当にないと思ってますか?
もっとしっかり洗って欲しいかも!
逆に洗いすぎてるかも!
それはほとんどのお客様が感じているはず!美容師さんもなんとなくわかっているはず。
そのなんとなくをやめません?
お客様としっかりコミュニケーションとって
『もう少し強く』とか『襟足をもう少し洗って』とか『耳後ろをしっかり流して』とか言って頂けるとコミュニケーションをとりませんか?
どっかに言われたくないって気持ちが芽生えているんじゃないですか?
そんな気持ちがあるとお客様とコミュニケーションはとれませんよ。
シャンプーをしながらお客様の髪の毛の状態、頭皮の状態、頭の形などの見える部分と、リラックスの状態や気持ちの状態の見えない部分をしっかりと見つめなおしてください。
そしてお客様にも一言!
痒い時や洗い足りない時、強い弱い、流したりない、痛い時や姿勢が辛い時は、美容師さんにお伝えください。
だって気持ち良くシャンプーしてリラックスしたいですよね!
気持ちいいシャンプーは気持ちいいサロンの証!